【脳が溶ける】スーパーカブ70。70キロ道路快走ツーリング続編。成田から東京湾へ。

スーパーカブ70

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概要

前回は珍しい70キロ制限の一般道国道464号線「北千葉道路」を走りました。

前回の70キロ道路編の記事はこちら↓

【スロットルワイヤーを引きちぎれvol.2】70キロ制限の道をスーパーカブ70で全開走行!
70キロ制限の道をスーパーカブ70で全開走行した時の話です。

70キロ道路を往復するだけでも楽しいんですが「スロットルワイヤーを引きちぎれシリーズ」1回目の東京一周コースみたいに環状線にしてみました。

1回目の東京一周コースの記事はこちら↓

【スロットルワイヤーを引きちぎれvol.1】ドリーム50で東京の周りを5時間で一周する下道快速ルート
概要 今回は「スロットルワイヤーを引きちぎれ」シリーズの1回目、東京一周快速下道プチツーリングルートの紹介です。スロットル全開が大好き!という方向けの話です。 このルートは、私の知る範囲では東京周辺の一般道で最も信号が少なく、原付2種にとっ...

今回は70キロ道路の先に繋がる464号線を成田空港へ。その後、国道51号線を経由して東京湾に抜けて湾岸と外環で道の駅市川に戻る環状コースです。

東京一周の時は深夜だったので開いてる店なんてコンビニくらいしかありませんでしたが、今回は昼間だったので成田でソフトクリームを食いました。

それでは行ってみましょう。

70キロ道路の終点からスタート

前回は70キロ道路の終点にある黄色い看板の所まで紹介しました。

今回はここを更に真っ直ぐ進みます。この交差点のトコだけ一時的に片側1車線になりますが、すぐに片側2車線になります。

郊外にありがちな交差点の少ない飛ばせる道が続きます。

風を探して昼寝?

すると・・・でっかい湖?

と思ったら印旛沼でした。景色が良さそうだったのでショッポに火を付けます。グーグルマップデータのB地点です。↓

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Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。

寝っ転がると空しか見えません。天気が良ければ昼寝したくなるような所です。

映画「彼のオートバイ彼女の島」で、

コウがカワサキWⅢで信州に行き「風を探して昼寝」?とやらを満喫するシーンがあります。

彼のオートバイ彼女の島をAmazonで見てみる↓

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印旛沼もなかなか気持ち良い昼寝スポットです。春か秋なら。

夏は寝るより泳いだ方が涼しそうです。パンツが濡れても夏なら走ってる内に乾きます。

冬はオプティマス123Rスベア(昔の登山用コンロ)でコーヒーを沸かしたら美味いでしょうね。夜ならガソリンストーブの炎が綺麗でしょう。

100年以上変わらない姿の123Rスベアをプレヒートする儀式は、キャブのチョークを引いて暖機する儀式に似ている気がします。

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成田空港はワインディング?

のんびり昼寝したので先に進みます。この先もかなり飛ばせる所が多く、すぐに成田市街に入ります。

景色が街っぽくなって来た辺りで464号線から408号線に入ります。グーグルマップを参考にして下さい。

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街を抜けて295号線になった辺りから

少しだけワインディング気分を味わえます。足廻りがスカスカのカブ70なので「カメ!」などと叫ばずに

中森明菜の「北ウィング」を口ずさみながらそろそろ聞こえ始めるジェットエンジンの音に耳を傾けます。

北ウィング、明菜が若い!↓

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地元民に聞いた飛行機ド迫力スポット!

このまま北ウィングの展望デッキに行ってもいいんですが、今回は直管好きな千葉県民のY君に聞いた、飛行機がよく見えるスポットに行ってみます。

グーグルマップのD地点です。

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さくらの山公園と言うんですが、

道の駅になっていて隣にコンビニもあります。これなら深夜でも安心です。

道の駅でソフトを食いました。羽田と違って成田は牧場もあるような所です。ソフトが美味い!

ソフトを片手に展望広場に行ってみると、こんなに人が!中には巨大なレンズが付いた高そうなカメラを構えてる人も居ます。

スマホカメラだとこの程度しか撮れませんでしたが、飛行機が眼前を掠める!という感じ(ちょっと大袈裟)で、羽田のつばさ公園より成田のさくらの山公園の方が大迫力です。

ジェットエンジンの音がかなり近くに聞こえるのでドラッグレース会場に居るような錯覚に陥ります。

飛行機に興味無くてもこの大迫力は楽しめると思います。

成田から東京湾へ

成田から海に出るのに国道51号線に出るんですが、51号線に出るまでの短い区間に再びちょっとしたワインディングを通ります。

写真も地点チェックもありませんがグーグルマップを参照して下さい。

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鬱蒼とした森の中に続くワインディングは異国の山奥にでも来たような錯覚を起こします。こういう低中速コーナーが続く峠のような道なら

オーリンズの付いた100モタで来てみたいですね。オーリンズなら路面に吸い付く気持ち良いコーナーリングが出来そうです。

国道51号線に出たら海に向かってひたすら走ります。昼間なので少し渋滞している区間もありましたが、全体的には広くて気持ちの良い道です。

海に出るまで少し距離はありますが、小排気量だと気持ち良く全開に出来る区間も多いので結構楽しめます。

こういう時、大型バイクだと気持ち良く開けられなくてイライラするんですよね。大型でそんな事したらあっという間に法治国家クソ喰らえ!な速度になっちゃうので。

私が大型バイクを降りた理由のひとつです。人より速いか?ではなく自分が楽しい時間が長いか?という観点です。

使い切れる(法的にも)程度のパワーの方がトータルで楽しめる時間が長いと思います。

海に到着

時間があれば千葉フォルニアまで足を伸ばして美しい夕陽を見たかったんですが、少し曇ってたし時間も日の入りには間に合わなそうだったので千葉フォルニアはまた今度にしました。

稲毛の海に到着です。マップデータのE地点です。

Google マップ
Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。

ここから海浜大通りを走ります。

全開が目的なら湾岸高速沿いの国道357号線の方が信号が殆ど無くて、心ゆくまでメインジェットを使う事が出来ますが

気分転換に広〜い道でクルージングを決め込むならこっちです。

こんなに広いので30年前はゼロヨンのメッカだった時期もあります。

百台以上の改造車が集まって4輪はブローオフバルブをピュルピュル鳴らし、2輪はFCRの背圧バランスバルブをカチャカチャ鳴らしてたのが昨日の事のようです。

私は混合給油だったのでプラグがカブらないように1人でパリンパリン言ってました。

そういう所を通る時は横浜銀蝿の「狂走街道」を聴きましょう。ゼロヨンの歌です。

狂走街道by横浜銀蝿↓

狂走街道 / TCR横浜銀蝿RS
TCR横浜銀蝿RSアルバム「ぶっちぎりとっぷ」- 1982 収録曲※レコード音源

狂走街道を口ずさみながら海浜大通りを走ると美浜大橋という巨大な橋が現れます。

昔はナンパ橋の別名で週末の深夜にシャコタンが集まったり乱闘騒ぎが起きたりするリアル「シャコタンブギ」のような場所でした。

ナンパ橋の袂に小さな駐輪場があります。

カイトサーフィンをやってる人がいました。ビーチもあるので夏ならひと泳ぎしたくなる所です。

残り行程も全開ルート

ここまで来れば、もう少しでスタート地点の道の駅市川です。

Google マップ
Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。

湾岸と外環沿いの357号線と298号線をかっ飛ばせばすぐに着きます。市川市内の298は298の中では信号が多い区間ですが普通の国道に比べれば飛ばせる道です。

道の駅市川は第1回目の東京一周コースでも発着点に使いましたからね。今回のコースと合わせれば東京と千葉を跨ぐ巨大な8の字コースになります。

そのうち通しで走ってみたいですね。

普通のツーリングのように「何処かに行く」事が目的ではありません。

スロットル全開を何時間もぶっ続けて脳内麻薬を出しまくり脳を溶かす!事が目的です。

まとめ

いかがでしたか?今回の「スロットルワイヤーを引きちぎれ!」シリーズ2回目のコース。

文中にも書きましたが車の少ない時間に思い切り全開かましたければ、やっぱり深夜が良いと思います。

その場合は成田で飛行機見ながらソフトは食えませんが。

東京一周コースの時も深夜早朝だったから渋滞名所の環八も空いてた訳で。

今回、昼間だったのにそこそこ空いてたのは運が良かったです。

今回はウチにあるバイクの中で、2番目に遅いカブ70を選びました。モンキー50では遅すぎて他車に迷惑なので、それ以外で1番遅いからです。

なぜ「遅いから」という選び方をするのか?それは「速すぎるとつまらない」からです。

私が小型バイクを好きな1番の理由は、非日常域なスピードを出さなくてもトラクション旋回が気持ち良いからですが、

2番目の理由は湾岸や新東名で280キロ出さなくてもライダーズハイを味わえるからです。脳内麻薬の話です。

速度で言えば90キロにも届かないような速度なので大型バイクならこんな速度じゃ退屈なだけです。出るのはストレス因子だけです。

が、同じ速度でも小型バイクだと世界が変わります。

マシンの限界を出し切って「これ以上無理!」ってトコまで振り絞った時に感じる、何とも言えないフワフワした気分を感じる事があります。

不思議な事にこの感覚、時速◯◯キロという数字とは無関係です。

「60キロしか出ないバイクで65キロ出すにはどうしたらいいだろう?」なんてあれこれやってる時でもトリップする事もあります。

最新のCBR1000なんて4速で299キロ出るそうですね。5速と6速は公道ではクルージング用って事でしょう。

高性能なのは良い事ですがサーキットでしか堪能出来ない過剰性能にナンバープレートが必要なのか?は疑問です。

私がツインリンクもてぎの隣に住んでいれば買うかもしれませんが、今のところ引越し予定はありません。

比較対象として例に出したCBRですがディスってる訳じゃありません。乗りやすさと速さのバランスの良さは他メーカーより優れた良いバイクだと思います。

昔からホンダの公道用バイクは扱い易いのが多かったですしね。

ハイパワーマシンへの憧れバイクとしての魅力は痛いほどよ〜く分かります。今の私が普段走る環境にベストマッチではないというだけの事です。

私にとって脳内麻薬が出やすいバイク、それが「そこそこの速度しか出ないバイク」だった訳です。

今回は、夢の中にしか出てこない350キロより、実現可能な数十キロでどう楽しむ?という直線番長な話でしたが、

コーナーリングでも考え方は同じです。それはまた別の機会にお話しします。

では今回はこの辺で(^^)/~~~

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